アレクサンダーテクニークのレッスンで最初に教わること

こんにちは!ハマっこフルート奏者、アレクサンダーテクニーク教師の岡本元輝です。

「アレクサンダーテクニークって難しそう、うさんくさい、、、」なんて思う人が結構いると思います。

僕もレッスンを受けるまで全く信じてませんでした笑

いま思うとほんとよくレッスン受けに行ったよね。

それがいまアレクサンダーテクニーク教師になってるから人生何が起こるかわかりません。

謎の行動力に感謝。

そんな僕がアレクサンダーテクニークのレッスンで番最初に教わることをわかりやすくお話しします。

アレクサンダーテクニークを体験できるワークも用意してるので、ぜひ最後まで読んでくださいね!

目次

頭の動きが体全体の機能に影響する

ATのレッスンでずーーーーっと、ずーーーーっと口すっぱく言われることがあります。

それは「頭の動きが体全体の機能に影響する」ということ。

これを最初のレッスンで実際に体験を通して教わります。

この原理を見つけたのがATの創始者、フレデリック・マサイアス・アレクサンダー(1869-1955)です

アレクサンダー・テクニークは彼の名前からきてるんですね。

人の名前だと、どんなことするのか全く想像つかないですね

声が出しにくいことに悩んだアレクサンダー

ちょびっとだけATの原理を見つけた彼のお話をします。

彼は俳優として活躍していましたが、舞台上で声が出なくなる不調に悩みました。

医者に相談したけど根本的な解決はできませんでした。
そこで彼は自分の手で声の出なくなる原因を探し始めました。

普段の会話では問題なく声が出せるのに、舞台上で演じているとどんどん声が出なくなっていくのです。

この原因不明の不調を解決するために、彼は一人で鏡を使って「声を出しているときに自分が何をしているのかを徹底的に観察しました。」

観察をしている過程で発見したのが

【発見したこと】

・頭をギューーーーって固めたり、動けないようにしていると体は動かしにくくなる。
・逆に頭がふわー〜っと動ける状態だど体全身が動かしやすくなったり、考えたりするのがしやすくなる。

つまり、「頭の動きが体全体の機能に影響する」ことを見つけました。

これがATで一番大切な原理で基本。そして最初のレッスンで教わることです!!

カンタンな動きで実験してみよう!!

さてみなさん!

「頭の動きが体全体の機能に影響する」を自分の体で実験してみませんか??
簡単な動きでやると動きの違い、変化がわかりやすいのでぜひ一緒にやってみましょー!

ここでは「腕を上げる」という動きを取り上げます。

ステップ1

・普段通りに腕をあげます。
特に問題なくできるし、普段となんも変わらないと思います。

ステップ2

・頭を動かないようって思いながら腕をあげます。
どんな感じがしましたか??
あげやすかったですか? それともあげにくかったですか?

ステップ3

・頭が動けるといいらしいーなんて思いながら腕をあげます。
ここでポイントなのが、頭が動くんだーってただ思うだけ。ただ頭が動けるんだーって思うだけで充分です!

さて、ステップ1・2・3とやりましたが腕のあげやすさはどうでしたか??
変化はありましたか??

頭の動きが体の動きに何かしら影響することを実感していただけたでしょうか?

僕の説明であまりうまく伝わらなかった方もいらっしゃると思います。

アレクサンダーを文章で伝えるってなかなか難しいなーってこのブログを書きながら実感しております。

それでもアレクサンダーテクニークに興味を持っていただけた方がいたら、レッスンを受けにいらしていただけると嬉しいです。全力でお伝えします!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次