こんにちは!フルート奏者、アレクサンダーテクニーク教師の岡本元輝です。
フルートの足部管には「C足部管」と「H足部管」の2種類があります。
こんな方におすすめ
- 足部管の種類が変わることで何が違うのかを知りたい方
- フルートを購入しようか検討している方
この記事ではこんなお悩みを解決していきます。
そこで今回はフルートの足部管2種類についてわかりやすく解説していきます。
またこれからフルートを購入しようか検討している方にとっては、足部管の種類は楽器を選ぶときのポイントになると思います。
C足部管とH足部管の違い
最低音
演奏可能な最低音が違うこと。これが大きな違いです。
【C足部管】
最低音:C(ド)
【H足部管】
最低音:H(シ)
H足部管の方が半音低い音が出せます。
C足部管からH足部管に変えたばかりのころは、最低音のH(シ)の音を出すためにキィを2つ同時に押さえるのに苦労しました。
また作品によってはHの音が出る楽器を想定して書かれているものがあります。
C足部管では演奏ができないというデメリットがあります。
操作するキィの数
足部管のキィを操作するのは右手の小指です。
フレーズによっては小指が大忙し、、、なんてときがあります。
【C足部管】
操作するキィの数:3つ
【H足部管】
操作するキィの数:5つ
管体の重さと長さ
【C足部管】
長さ:H足部管より短い
重さ:H足部管より軽い
【H足部管】
長さ:C足部管より長い
重さ:C足部管より重い
ぼくがC足部管からH足部管に変えたとき、長い時間構えるのが大変でした(*_*)
ほんの少し長くなっただけなのに、かなり重さを感じたんです。
フルートは材質によって楽器の重さが結構違ってくるのも1つの要因ではありました。
僕の場合ムラマツフルートのEXモデル(管体→洋銀・銀メッキ、頭部管シルバー)から、ムラマツフルートの14Kゴールド・シルバーキィに変えたので、一気に楽器が重くなりました。
たまにC足部管の楽器を吹いたりすると、軽っ!!ってなります笑笑
値段
【C足部管】
値段:H足部管より安い
【H足部管】
値段:C足部管より高い
楽器を購入する際に大切なのが「予算」です。
フルートは使っている材質によって値段が大きく変わってきます。
金でできているものになると、足部管の種類が違うだけでかなりの差になってきます。
どれぐらい違うのか知りたい方は、参考までにムラマツフルートのプライスリストをご覧ください。
音色の違い
あくまでも岡本の個人的な感想になってしまいますがご了承ください。
【C足部管】
キラキラと明るい音色
【H足部管】
落ち着いた、深みのある音色
まとめ
【C足部管】
最低音:C(ド)
管体の長さと重さ:H足部管より短くて、軽い
操作するキィの数:3つ
値段:H足部管より安い
音色:キラキラと明るい音色(岡本の個人的な印象)
【H足部管】
最低音:H(シ)
管体の長さと重さ:C足部管より長くて、重い
操作するキィの数:5つ
値段:C足部管より高い
音色:落ち着いた、深みのある音色(岡本の個人的な印象)
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