こんにちは!フルート奏者、アレクサンダーテクニーク教師の岡本元輝です!
先日、高校からの友人でもあるピアニスト・鈴木萌子さんのリサイタルに出演させていただきました。
聴きにいらしてくださったみなさま、ありがとうございました!!
鈴木萌子ピアノリサイタルに出演させていただきました
いつか演奏してみたいと思っていたブラームスのソナタ。
オリジナルはクラリネットのための作品だけれど、ブラームス本人による編曲でヴィオラ版もあります。
楽器が変わると音色はもちろんニュアンスが変わるのでぜひ聴いてみてください!!
近年は、フルートやサックス、ヴァイオリンで演奏されたりもすることが増えてきています。
プログラム
F. リスト: 巡礼の年 第1年「スイス」S.160より
「ウィリアム・テルの聖堂」
「ワレンシュタット湖で 」
「郷愁」
「ジュネーブの鐘」
F. リスト: 巡礼の年 第2年「イタリア」S.161より
「ダンテを読んで-ソナタ風幻想曲」
R. シューマン: パピヨンOp.2
J. ブラームス: クラリネット・ソナタ第2番変ホ長調Op.120-2
リサイタルへの想い
友人であり、尊敬する音楽家・鈴木萌子のこだわりの詰まったリサイタル。
いまから約10年前、彼女からフォーカルジストニアを右手に発症したと聞いたとき、「なぜこんなに音楽を愛している人が」と素直に思いました。
困難を抱えているなかでも、「いま自分にできるベストの演奏を」という音楽に向き合う姿勢、諦めない姿勢にいつも心を動かされ、勇気をもらっていました。
そんな彼女の人柄、音楽への姿勢を知っているからこそ、彼女のリサイタルで一緒に演奏するということは、僕にとってとても特別なものでした。
リサイタルの様子
前半のピアノソロは舞台袖で聴いていました。
渾身のオールリスト。冒頭から泣きそうになってしました。
1音1音に意味を見出し、本番で自分の目指す音楽を体現する姿、これまでの努力が花開いている姿にただただ感動しました。
さて、肝心のブラームスの本番はというと。
悔いはない、とは言い切れないのが正直なところ。
だけれど、サンハート音楽ホールの響きと温かく聴いてくださるお客さま、何より一緒に演奏した萌子のおかげで楽しく演奏することができました。
個人的には最後の最後に演奏するということで、いつも以上にドキドキが止まりませんでした。
これもまた1つの経験として活かせる学びとなりました。
次は自分のリサイタルにむけてエンジンをかけます!
こだわりのプログラムを楽しんで演奏できるようにがんばりますので、ぜひいらしてくださるとうれしいです!
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