こんにちは!フルート奏者、アレクサンダーテクニーク教師の岡本元輝です。
こんな方におすすめ
- 緊張してうまく演奏できない
- 緊張しないようにと思えば思うほどうまくいかない
- 緊張する自分が情けないと思ってしまう
こんなお悩みをお持ちのあなたに向けて記事を書きました。
この記事に書いてあることを実践することで、自分自身の緊張について理解を深めることができるようになります。
ぼくも緊張してしまうことに悩んでいましたが、少しずつ「緊張」とうまく付き合えるようになりました。
今日は実践したものの中から1つご紹介します。
ぜひ最後まで読んでいただき、実践してみてくださいね。
あなたにとって緊張ってなに?
実は「緊張」って人によってそれぞれ違うことが多いです。
「足がガクブルする、、、」っていう人もいれば
「腕がガッチガチになってしまう、、、」
なんて人もいるかもしれません。
緊張っていう言葉は便利ですけど、あいまいな表現なのかもしれません。
ここでお伝えしたいのは「あなたにとっての緊張は何か、を明確にしておくことが大切」ということです。
そのために以下の3つを知ることがとても大切です。
3つの知りたいこと
- 緊張しやすいシチュエーションを知ること
- 緊張しているときに体はどうなっているのか
- 緊張しているときにどんなことを考えていることが多いのか
なぜ自分の緊張を知る必要があるのか
答えはカンタンです!
自分にとっての「緊張は何か」を知ることで、対策を立てることができるからです!
対策を立てるためにも自分自身の緊張を知っていることはとっても大切です。
岡本にとっての緊張
緊張しやすい場面
- コンサートやコンクール、オーディション、試験
- オーケストラや室内楽、吹奏楽でフルートの目立つフレーズがあるとき
- 人前で話をするとき
- 初対面の人と話すとき
などなど
緊張しているときの体の状態
- 体が硬くなる
- 心拍数がはやくなる
- 足の感覚が少なくなる 地に足ついていない感じ
- 口の中がかわく
- 呼吸が浅くなる
- アンブシュアがうまくまとめられない
- 舌の動きがバタバタする
などなど
緊張しているときの思考
- 間違えたらどうしよう
- 暗譜飛んだらいやだな
- 音程合わなかったらどうしよう
- 下手って思われてないかな
- 指が動かなかったらどうしよう
- 低音がしっかり鳴らなかったらどうしよう
などなど
岡本にとっての「緊張」を抜き出してみました。
過去の失敗に関することや、未来のことを考えていることが多いです。
自分の緊張を知るワーク
用意するもの
・紙とペン
・ものすごく緊張した日をいくつかピックアップ
過去の経験を思い出すのって少しツラいですよね。
ですが、また同じような経験を繰り返さないためにも、ぜひ実践してみてください。
やり方はカンタンです!
下の3つの質問に対して、思いつく限り書き出してみてください。
3つの質問
- あなたにとって「緊張」しやすい場面はなんですか?
- あなたが緊張していると感じたとき、体はどんな状態ですか?
- あなたが緊張していると感じたとき、どんなことを考えていますか?
どれぐらい書けましたか??
今回書き出したものが、あなたにとっての「緊張」になります。
今度は自分にとっての緊張を知ることができたら、「緊張」に対して、「何か対策を立てることはできないか」を考えます。
長くなってしまうのでこの記事では「あなたにとっての緊張を知ること」を1つのゴールとして設定しました。
今度はどのように対策を立てるのか、を僕自身の経験を踏まえながらお話ししたいと思います。
まとめ
- 緊張は人によってさまざま
- 自分にとっての「緊張」は何かを知ることは大切
- 自分の緊張を知ることで、より自分自身を知ることができる
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