こんにちは!ハマっ子フルート奏者、アレクサンダーテクニーク教師の岡本元輝です。
前回ねアレクサンダーテクニークの基本「頭の動きが体全体の機能に影響する」っていうのをお話ししました。
これからするお話は前回の記事(アレクサンダーテクニークのレッスンで最初に教わること)とすごく関わりがあるのでまだ読んでないよーって方は読んでください。
体の構造をお話しする理由
アレクサンダーテクニークのレッスンでは「体の構造や機能(ボディマッピング)」についてお話しすることがよくあります。
なんでそんなお話をするのか。
自分の認識している体の構造と、本来の構造にズレがあることが意外に多いのです!!
例えば、、、
・息を吸うときに肩が上がってはいけないと思っている。
・息がお腹に入ると思っている。
・肩甲骨は動かないと思っている。
最後のやつは極端ですが、もし仮に肩甲骨が動かないと思いながら腕を動かしてみたら、動かしやすいでしょうか。
おそらく動かしづらいと思います。
この認識のズレをアップデートしていくのです。
体の構造を知った上でアレクサンダーテクニークを使うと演奏が楽になる
アレクサンダーテクニークをはじめてから少しずつ体の構造を知って、「頭が動けて体全体が、、、」っていうのをやると演奏が変わっていくのをすぐに実感しました。
嫌な力みや痛みが減っていき体もラクになる。
カラダがふわふわするような不思議な感覚。
これが体全身が動ける状態で演奏することなんだなーって体験を通して学んでいきました。
それまでどんだけ力技で演奏してたのか改めて気づきました。
体の構造を知ることって大事なんだと思います。それが演奏する助けになるから。
体の構造を知るだけでいい。
ぼくは体の構造がこうだから、こうあるべきっていう話をしたいわけではありません。
ここで大事なのは体の構造をただ知ること。
・筋肉ってこういう風についてるんだ、動くんだ。
・関節の可動域ってこれぐらいなんだねー。
・息を吐くときに働く筋肉ってこんなにあるんだ!
・肋骨って息を吸うとこんなに動くんだ!
・舌ってこんなに大きいんだ!こんなところからついてるんだ!
へぇー、、、そうなんだ!
ぐらいの軽い認識でぼくはいいと思ってます。
ここに正解や正しさを求めてしまうと体は逆に動かしにくくなったりします。→経験者は語る
さいごに
アレクサンダーテクニークは演奏などのあるユルパフォーマンスをよくするために効果的です。
そのために体の構造を知り、アレクサンダーテクニークを使って動きの質、思考の質をよくしていくことで結果的に演奏やパフォーマンスの向上につながっていきます。
もし体の構造とは違う動きや認識をしていたら。
いくら体全体が動けるようになっていたとしても、体の構造にズレがあったら望むようなパフォーマンスの質が得られるかと言われるとハッキリYesとは言えないです。
だからこそ体の構造を知ることは大切なんです。
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